影の付け方

図形に影をつけてみましょう。平坦になりがちな地図の道に、影をつけて立体感を出す方法があります。影の色は、指定をしないとグレーです。が、色を変えたり、道と影の距離を細かく設定して、演出をすることができます。
まず、道を選んで、[図形描画]→[影付きスタイル]から、影のスタイルを選択します。このときに、影を細かく設定するのであれば、[影付きスタイル]のメニューから、[影の設定]を選択します。[影の設定]ツールバーが表示されたら、道からの距離や色を選びます。
影をつけるときに、道に固まれた島部があるときは、注意が必要です。それは島部のところを別の図形で重ねて描くと、外についてしまうのです。
それを避けるには、フリーフォームで縁どりを描くときに、島部の内側も一筆書きしてしまうといいでしょう。ただし道を交差させてはいけません。そうすると、交差した箇所が「塗りつぶしなし」になるのです。交差点の縁で一方の道を止め、見せたくない縁線の上に道と同じ色の図形を重ねておきましょう。
次に立体的な建物を描いてみます。[3-Dスタイル]を下敷きにして、立体地図を描いていきます。
屋上と壁を描くには[フリーフォーム]で床を描きます。床をコピーして、屋上に配置します。床のサイズハンドルを右クリックして[頂点の編集]で壁面の図形に加工をします。[頂点の編集]でコーナーを丸くします。屋上と壁面をつけて、グループ化します。[フリーフォーム]で図形を描いて、[3-Dスタイル]で立体化します。[3-Dスタイル]→[3-Dの設定]→[表面]→[ワイヤーフレーム]を選択します。[頂点の編集]で、立体を道やガイド線に合わせます。ワイヤーフレームを基準に、フリーフォームで見える面の壁を描きます。[頂点の編集]で接合する部分を調整しながら、壁を組み立てていきます。最後にグループ化します。

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