地形図の見方

地図の原点ともいえる地形図は、いろいろな取り決めによって作られています。建物や道路などは、そこが何を示しているかわかるように決められて地図記号を使って、正確に位置を示しています。面積のあるものもそこが畑なのか建物街なのかわかるよう表示されています。

こう考えていくと、日常生活でよく目にする地図と厳密に精査されている地形図とは自ずと大きな違いがあり、結局は用途など目的に応じて使い分けていくものと言ってもいいかもしれません。

ちなみに地形図と一般的な用途に合わせて作られている地図との見分け方として、等高線という山でお馴染みの線が入っているかどうかでわかると言われています。

このように地形図は地形を正確に知ろうとした場合必ず必要となるものであり、街中や雑誌などに氾濫している各種地図の基本となるもので、更に国土地理院が発行する2万5千分の1地形図が最大縮尺(国の基本図と言われています)であり、地図記号も必要に応じて見直しが行われ変わっているものもある、というようなことを知った後で改めて地図を見直してみるのも新たな発見があって面白いのではないでしょうか。

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