空中写真と地図

今ではグーグルマップですっかり身近なものとなった空からの画像。この空からの画像と地図の基本ともなる地形図は全く同じといえるのでしょうか。また、このような画像は空中写真と呼べばいいのでしょうか。

あるいは航空写真というのが正しいのでしょうか。普通に考えると、空から撮影していればすべて空中写真で、航空機から撮影した航空写真はその一部と考えるのが自然かもしれません。地形図の発行でお馴染みの国土地理院では、まさにその通り航空写真も含めてすべて空中写真と呼ばれているそうです。

そのような空中写真ですが、最近大きな変革が訪れていると言ってもいいでしょう。すっかりお馴染みとなった「ドローン」と呼ばれる無人機の出現で、以前ならヘリコプターを飛ばして撮影ぐらいの範囲なら十分カバーできるだけでなく、入手した画像を地上へリアルタイムで送信することで各種処理が短時間で行えるということで測量という分野も大きく様変わりしつつあると言えるのではないでしょうか。

さらに以前から位置情報に使用されていた人工衛星も、GPS(全地球測位システム)を使った各種モバイルサービスですっかり身近となり、この人工衛星に搭載されているセンサー等の性能向上で収集される情報の精度向上も著しく各種位置情報も精度向上に貢献していると言われています。

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