地図上での凡例の記載

また、地図上で量的なデータを分類して色分けしている場合の各色の内訳を凡例として記載したい場合を考えてみましょう。数種類ある色分けを長方形で示し並べていく場合、縦に並べていくのが一般的なようですが、横並びでも見やすければ問題ないと思われます。ただこの時の留意点として、それぞれの分類した数値の書き方です。

上下限値のどちらかを使う場合はそれがどちらか明確になるよう記載位置(下限値を使う場合は縦並びでは下方に)に気を付けることと、幅をもって記載する場合は同じ数字がダブって記載されないよう(例えば 1~10、10~20などではなく、1~9.9、10~19.9など)とした方が好ましいと考えられます。また長方形ではなく円で量的な凡例を盛り込むときは、ある一点を接する半径の異なる円で記載すると言った工夫も可能です。いずれにしても読み手を考えた記載となるよう留意するが大切であることに変わりはありません。

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